例えば、単にちょっとズボラな性格なだけで、数字を見せてあげて自身の家計を客観視できるようになる、そんな人なら理解も早いし、すぐに相談室を卒業できるでしょう。
むしろ相談になんか通わなくても、Excelやスマホアプリの使い方を教えて差し上げればあとは自力でやっていけるかもしれません。

しかし、そう一筋縄ではいかない人も多いのです。

家計とは、その人の心身の状態、家族、生活習慣、半生、そういうことすべての現れなんだと思います。
家計の上の数字は所詮“枝葉”のことなのかも。

家計相談では、その人、その数字の背景を知ることが重要だと考えています。